白髪を染めても明るくならない……明るくする方法とは

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白髪染めをしても髪色が暗くなり、重たい印象に仕上がってしまう、そう感じてしまう方がいるようですが、白髪染めの特徴をよく理解すると理由がわかります。白髪を染める際に明るく染めるには、どのような工夫が必要なのでしょうか?

 

白髪染めで染めても明るい色にならない理由

白髪染めはもともと黒髪の脱色力は弱く、白髪に色素をしっかりと入れるために色素の量が多いつくりで、黒髪と白髪の境目をぼかすために使われているものです。そのため黒髪はほぼ自毛の仕上がりとなり、思ったより色が明るくならないと感じてしまうことが多いのです。 逆におしゃれ染めのように、黒髪の脱色力を強くし、淡いブラウンを入れた場合はどうなるのでしょうか?黒髪は当然明るいブラウンにすることはできますが、おしゃれ染めだと色素の量が少なくなっており、白髪はほんのりブラウンとなって、白髪が目立ってしまいます。これを避けるために、白髪には白髪染め専用の商品が使われています。 しかし、白髪染めでもおしゃれ染めほど明るめではありませんが、ブラウンのカラーは存在しています。白髪は量が多い場合は、明るすぎるブラウンだと白髪が浮いて見えてしまいますから、おしゃれ染めと比べると濃いブラウンしか白髪染めには存在していません。白髪染めでは黒、グレー、ブラウンなど濃いカラーをベースに、多少色加減を変えているだけにすぎません。

白髪を明るく染めるメリット、デメリット

それでも白髪を明るく染めて、軽い印象に仕上げたいと感じる方はいるでしょう。街を歩いていると、明るめのブラウンに染めている人を見ることがあり、どのように染めているのか疑問を持つのではないでしょうか。まずは、白髪を明るくする際のメリット・デメリットについて比較してみましょう。

メリット

白髪を明るいブラウンに染めると、若々しく軽いイメージになります。髪がまっ黒だと優しい印象のファッションにも合わせることができず、重く暗いイメージだと感じコンプレックスを感じている方もいます。それを明るいブラウンにすることで、いろいろなファッションを楽しむことができたり、自分に自信が持てて気分転換もできるようになります。白髪が生えてくる30代や40代くらいになると、肌がくすんで見えがちですから、せめて髪色だけでも明るくし印象を良くしたいというニーズを満たすことができます。

デメリット

白髪を明るいブラウンにしてしまうと、自毛の黒髪にはハイブリーチをしなければなりません。そのために髪が傷んでしまい、髪のパサつきが気になったり、ツヤ感がなくなったりもします。さらに白髪を明るく染めるためにカラーが豊富なヘアカラーを使えば、白髪に必要な量の染料が入っておらず、白髪が目立ってしまう結果になります。髪全体は明るい印象にはなりますが、よく見ると白髪がオレンジ色になり周りの人も気になっているかもしれません。

白髪を明るく染める方法

白髪を明るくするデメリットを見ても、やはりメリットのほうが勝ると思うなら、白髪を明るいブラウンにする方法を試しましょう。 黒髪と白髪の両方に同じように明るいブラウンを入れるには、自毛をハイブリーチして黒の色素を抜きます。この際には脱色剤などを利用し、黒髪と白髪とのコントラストを少なくしておきます。そのうえで明るいブラウンを入れるのですが、これだけだと髪全体が明る過ぎてしまうことも予想できます。かなり明るくなってしまった場合は、ブラウンを重ねて染めることで全体がきれいに染め上がります。 この方法だとなかなかセルフケアでやるのは難しくなっており、主に美容師さんなどプロが取り入れるテクニックとなります。自分で一度ハイブリーチをしてから、2色のカラーを使い分けると、大抵色ムラになり上手くいきません。 自分で白髪を明るく染める場合では、白髪が少ない人ならおしゃれ染めを活用することで明るく仕上がります。明るすぎるカラーを選ぶと、白髪が多少浮いてしまいますが、白髪の本数が少ない方ならこの方法でもあまり目立たず、髪全体をおしゃれ染めできれいなブラウンにすることができます。 ほかにもヘナを使って染める方法もあります。ヘナは黒髪はそのままの色となり、白髪はかなり明るいオレンジ色に染まります。この特徴を利用し、白髪が多い人が明るいブラウンにしている方を見かけることがあります。真っ白な髪でヘナだけを使うと、オレンジ色が強過ぎますから、インディゴを多少混ぜて色を調節すれば、明るめのブラウンに仕上げることが可能です。 白髪を明るいブラウンにする場合、セルフケアではおしゃれ染めでは実質的に無理があります。美容師さんでもかなり明るいブラウンにするのは難しくなっており、白髪の場合は多少限界があるのが事実です。しかし、白髪がオレンジ色になりキラキラしていても自然だと感じる方や、メッシュのように仕上げたい方はかなり明るいカラーで楽しむことはできます。美容師さんにお願いする場合も、自分で染める場合もいろいろと調節してみましょう。

 

 

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