白髪染めで浴槽や浴室が汚れてしまったときの落とし方

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自分で白髪染めをするときの悩みといったら、染料があちこちに色移りしてしまうことでしょう。染料が付着するのを避けようとお風呂で染めたら浴槽に付いて落ちなくなったり、洗面所等で行ったとしても手や洋服に付いて困ってしまうことなど、染料のトラブルが多くみられています。今回は、セルフケアをする場合に色移りの解消法を紹介します。

 

白髪染めが浴室や浴槽についてしまったときの落とし方

白髪染めには酸化剤が使われており、色素が内部まで浸透してしまい、汚れが落ちにくくなってしまうことがあります。そのような場合は幾つかの方法にて対処できます。

クレンジング

メイク汚れを浮かす作用が高いクレンジングは、白髪染めの色素を落とすのにも使うことができます。

メラニンフォーム

100円ショップやホームセンター、スーパーなどにメラニンフォームは置いてあります。これを使い汚れを擦り落としましょう。

除光液

除光液をコットンに含ませ、シミになった部分に馴染ませてから、擦り落とします。落ちにくい場合は塗布時間を長くすると落としやすくなります。

漂白剤

カビ取り洗剤やキッチン用漂白剤などを使い、汚れを漂白させます。汚れを落としたい箇所にキッチンペーパーを貼り、その上から漂白剤を馴染ませるようにします。さらにラップで覆い30分くらい馴染ませると効果的です。

コンパウンド

車の細かい傷や汚れなどを落とすコンパウンドを利用し、擦り落とす方法もあります。細かい粒子が含まれており、仕上げがザラつくようなら数種類のコンパウンドを使い分け、徐々に細かくしていきましょう。

黒ツヤソフト

白髪染めが手などの皮膚についてしまったら

白髪染めが手に付かないようにするには、白髪染め商品に付属の手袋を活用しましょう。付属した商品が無ければ、白髪染めコーナーに別途販売されている手袋を購入したり、医療用のゴム手袋を代用することもできます。手に付着してしまったら、次のような対処方法で落とすことができます。

専用のリムーバー

白髪染めコーナーには、手に付いた染料を落とす専用のリムーバーが売られています。顔など肌が敏感な箇所にも使うことができるようになっており、白髪染めを家庭でやる場合は1つ購入しておくと便利です。

入浴する

白髪染めが肌に付着しても、基本的には洗い流すことができます。手を石鹸で洗っただけでは落ちませんが、湯船に入り皮膚をふやかすことで落としやすくなります。1度で落ちなくても、2度や3度入浴すれば完全に落ちるはずです。

薬剤を使う

白髪染めに使用したカラーを使い、汚れを乳化させて落とします。洗面器などにぬるま湯を入れてから、余った白髪染めを少量入れてかき混ぜます。薬剤の反応で色素が落ちやすくなります。直接汚れた部分に塗布すると皮膚が痛みやすくなっていますから、必ず薄めたものを使用してください。最後に薬剤を洗い落とすように、石鹸でよく洗い流して終了です。同様に髪の生え際にも薄めたものをコットンに含ませ、拭き取ることで落とすことが可能です。 白髪染めは酸化することで色が出ますから、無理に石鹸で落とそうとせずに、専用のリムーバーを使うほうが効率よくなります。白髪染めに使用し余ったカラーをお湯に溶かす方法なら、すぐに実践できますから、手についてしまう方は覚えておくようにしましょう。薬剤を使う方法は美容院でも実践しているやり方です。

白髪染めが洋服についてしまったら

白髪染めを自分でやるときには、必ず要らない衣類を着ることです。白髪染めをする専用の衣類を準備しておき、毎回それを着れば汚れが気にならなくなります。しかし、うっかり着替えるのを忘れて、お気に入りの衣類を汚してしまうこともあるはずです。そのような場合は次のような方法で対処しましょう。

漂白剤で落す

白物の衣類でしたら、塩素系漂白剤で落とすことができます。柄ものの場合は酵素系漂白剤を使用して汚れを落とすことになりますが、漂白剤のみでは完全に落とせない場合もあります。

タオルに移す

クリーニング店のプロも実行している方法で、タオルに少しずつ汚れを移していく方法があります。衣類の内側にタオルを入れて、漂白剤をつけた歯ブラシやタオルでトントンと叩くように、下のタオルに汚れを移していきます。擦ったりすると衣類を痛める原因となりますから、上から下に汚れを移す感じで行い、ゴシゴシするのは避けてください。

メーカーに相談する

市販の白髪染めではメーカーごとに薬剤の調合が異なっており、メーカーに直接相談して落す方法を教えてもらうのが一番汚れが落ちやすくなります。親切なメーカーでしたら、シミ抜きの溶剤を送ってくれます。 白髪染めを家庭でやると、どうしてもいろいろな場所に色移りしてしまうのが悩みでしょう。万全な対策をして注意していても、1度や2度くらいは汚れてしまった経験を持つ方もいるはずです。染料を落す方法は場所などにより使い分けながら、できるだけ早めに対処しましょう。

 

 

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