
白髪といっても前髪だけとか、頭頂部だけなど、一部分のみに白髪が集中することもあります。このような方が毎月白髪染めをするのは大変ですし、ほかの髪にまでダメージが広がってしまうかもしれません。そんな方は部分的な白髪をカバーする方法を試してみましょう。
白髪を隠す方法とは
白髪かくしにはいろいろな方法があります。どの部分をカバーしたいかによっても、使い分けてみましょう。
前髪をふんわりとさせる
生え際の白髪が目立つようなら、前髪にカールをつけてふんわりとさせましょう。髪がぺたっとなっていると、光の加減で白髪が目立ちやすいのですが、カールをつけてボリュームを出すと上手くカバーすることができます。カーラーで巻いた均一なカールよりも、ミックス巻きでパーマをかけたほうが白髪が目立たなくなります。
ヘアバンドを付ける
幅広のヘアバンドをトップの位置に着ければ、頭頂部にできた白髪を自然とカバーすることができます。頭頂部のみの白髪が数本気になり根元でカットすると、しばらくするとピンッと跳ねてくることがあります。そんな短い白髪を隠すためにも、ヘアバンドは役立ちます。布製で幅が広いターバンのほうがカバー力が高くなります。
ヘアマスカラを使い塗る
まとめ髪をして部分的に白髪が目立つようなら、マスカラタイプの白髪染めを利用すると1日だけカバーすることができます。マスカラのように髪の上に色を乗せるだけで、髪を洗うと落ちてしまいます。普段はダウンヘアで白髪をカバーできている方が、仕事などのニーズで1日だけアップヘアにしなければならないときに便利です。
ウィッグを使う
頭頂部の白髪を手軽にカバーできるのがウィッグです。通常は薄毛の人に使うイメージですが、頭頂部の白髪が気になる人も活用することができます。髪の上からウィッグを重ねるため、白髪染めをしなくても自然な仕上がりとなります。
白髪隠しウィッグとは
白髪隠しウィッグとは、普段は白髪染めをしている人が、根元の髪が生えてきてプリンになってきたのを隠すための便利グッズです。髪の上からポンッと乗せるだけでカバーでき、分け目の白髪や頭頂部の部分的な白髪隠しに役立ちます。 白髪が髪全体に多いと、白髪染めで毎月ケアをしても、数日程度で髪が伸びてきて生え際が白くなるのが気になります。リタッチで済ませば良いのでしょうが、短期間で染め直すのは髪や頭皮にもよくありませんし、時間もお金もかかってしまいます。自分で染めようと思っても、わざわざ頭頂部のみを白髪染めするのは面倒なものです。 そんなときに役立つのが白髪隠しウィッグで、クリップで髪に留めるだけなので、自然な仕上がりで朝の支度がとても楽です。薄毛対策のウィッグと比べても、リーズナブルな商品が多く、一度購入すれば毎日使えるメリットがあります。
どんな人に向いている?
- 頭頂部のボリュームが不足してきた方
- 生えてきた根元の白髪を隠したい方
- 髪全体の白髪の分量が多く、プリンを解消したい方
- 前髪だけなど白髪が集中して生えている方
- 白髪染めはしたくない
- 白髪染めをやめる際の根元隠しに
など、いろいろな目的で使うことができます。前髪だけのウィッグを利用すれば、生え際に生えてきた白髪を手軽に隠すことができます。ウィッグは部分的なものだけでなく、髪全体のタイプも売られていますから、白髪染めをやめてプリン状態になっているのをカバーするために使うこともできます。 白髪隠しウィッグは、安いもので数千円とおしゃれ目的のタイプが売られており、高いものだと本格的なウィッグ専門店にオーダーすることとなり、数万円程度かかります。自然なのは高いタイプですが、おしゃれを楽しみたい30代や40代くらいの方なら、若い方が活用するウィッグを代用する方法もあります。
白髪隠しウィッグの使い方
頭頂部に乗せるだけの白髪隠しウィッグでは、クリップを自毛に装着し留めるだけです。あとはブラシを使い自毛と馴染ませて自然な状態にしましょう。 本格的な数十万円するタイプでは、付けたまま寝たり洗髪したりすることができるタイプもあります。自毛とも変わらないくらいに扱いたい方は、高額な本格的なタイプのほうが扱いやすいかもしれません。安価なものでは人工毛を使っており、クリップで簡単につけられるようになっています。 人毛の場合はカラーリング、シャンプー、ドライヤー、ヘアアイロンなど普通の髪と同じように扱えて、人工毛の場合は商品によりどの程度扱えるかは異なります。数千円程度の安価なものは毛が抜けやすいタイプもあります。 白髪隠しをウィッグで済ませるという発想は、思いつかなかった方が多いのではないでしょうか。専門的な高額な商品でなくても、おしゃれ用の安価な商品が売られていますから、まずはそういった安いタイプからお試しすることをおすすめします。前髪や頭頂部などを自然にカバーできるのが魅力で、最近は若い方の間でもウィッグが流行っており、人工毛でも違和感がないものが多く出回っています。
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