白髪染めに抵抗のある人でも大丈夫! 白髪ぼかしのやり方

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白髪が生えてきても、白髪染めは頭皮や髪にダメージがかかりそうだから、できれば避けたいと感じている方もいるでしょう。または白髪染めをする行為自体が面倒と感じたり、年齢相応の髪のおしゃれをしたいと思う方もいるようです。このような方は白髪染めを利用せず、白髪ぼかしというテクニックでカバーしてみましょう。

 

白髪ぼかしとは

白髪ぼかしとは、主に男性に活用されている方法で、理容院でも取り入れているところがあります。通常の白髪染めとの違いは、まっ黒やブラウンに染めるのではなく、白髪の色を生かした淡いグレーにするもので、年齢に応じた良さを出すことができます。白髪を黒髪に自然に馴染ませるため、白髪染めをしている印象がまったくなく、適度にグレーの毛が交じり合い年齢相応のおしゃれが楽しめます。黒髪にシルバーグレーの髪が交じり合う、ダンディな男性などはこの白髪ぼかしを使っている人が多いようです。 白髪ぼかしは黒髪と白髪との境目がなくなり、白髪が生えてきた部分が目立ちません。まっ黒に白髪染めをしてしまうと、どうしても根元の髪が伸びてきた部分が目立ってきます。ある程度の白髪の量になったら、髪を染める期間が短すぎて、髪や頭皮が傷んでしまったと感じる方もいるのではないでしょうか。白髪ぼかしを使用すれば、伸びてきた白髪が目立たず、白髪染めをやめて白髪ヘアに移行する間にも活用することができます。 白髪ぼかしは、グレーのカラーが入った染料を使用するので、黒髪はそのまま生かしながら、白髪の部分を真っ白ではなくグレーにして、境目をカーバする方法です。

白髪ぼかしのメリット、デメリット

白髪ぼかしはある年齢に達したら利用する価値がある方法ですが、染料を使う方法で何もしないわけではないため、メリットやデメリットが存在しています。自分に適している方法なのか確認しておきましょう。

メリット

通常の白髪染めと比べて、5~10分とスピーディな時間で染めることができます。薬剤を塗る時間が短縮できますから、忙しい方にも最適です。髪に薬剤を長時間塗布すれば、髪や頭皮にダメージがかかる恐れがありますから、白髪ぼかしは髪や頭皮の健康を維持しやすくなっています。 白髪ぼかしは白髪にしっかりと色を入れる方法ではなく、アルカリ度が低く髪に与えるダメージが少なめです。そのためニオイが少なく、施術中の嫌な薬品臭を感じにくくなっています。白髪ぼかしで仕上げた髪は、髪がしっとりとしていてダメージが少なく、白髪染めで髪がパサつきやすかった方にもおすすめです。

デメリット

白髪ぼかしは理容院専用となっており、美容院ではオーダーすることはできません。女性だと男性が多い理容院には入りにくいと感じる方もいるでしょう。女性の利用者はあまりいないようで、男性が主に活用する方法となっています。 白髪ぼかしはまっ黒、または茶色に髪を染めることはできません。あくまでも白髪にほんのりと、ナチュラルグレー・ブルーグレー・ソフトグレーのカラーを入れる方法で、白髪にしっかりと色を入れることはできません。どちらかというと白髪が少ない人向け商品というより、髪全体に白髪が交じってきた人が大人のおしゃれを楽しむために使われています。

白髪ぼかしのやり方

プロでも白髪ぼかしのやり方を間違えると、色むらになりきれいなグラデーションになることはありません。そのため、基本的には白髪ぼかしを採用している理容院にやってもらうことになります。 はじめて白髪ぼかしをする場合は、髪全体を染めるようにします。薬剤を髪に塗布するのは2分程度、放置時間は3~5分と長時間おかずに洗い流します。施術時間はトータルで5~10分くらいとなり、長い時間放置してしまうと色が入りすぎてしまいます。 2回目からは伸びてきた根元のみにリタッチします。全部に薬剤を乗せてしまうと、1回目に染めた白髪の色が濃くなってしまい、髪全体が淡いグレーになりません。それでは白髪ぼかしのメリットが無くなってしまうため、必ずリタッチで仕上げ伸びてきた部分のみに薬剤を塗布するようにします。 さらに短時間でも染まるようにつくられており、薬剤は染める直前に混ぜ合わせること、専用のハケを利用し手早く塗っていくのがポイントです。左右で色が違うと違和感が出やすくなっていますから、左右で時間差があまり出ないようにします。白髪が多い人は時間差が出てしまいますから、色の変化が気にならない後頭部から塗りすすめていきます。 このテクニックは自分では難しく、白髪ぼかしを行なっている理容院にお願いしましょう。 白髪ぼかしという方法は知らなかった方も多いのではないでしょうか。男性が白髪を生かしダンディな雰囲気になっていると、年齢相応ですてきな印象を与えることができます。女性の利用者は少なめですが、白髪を生かしたおしゃれを楽しみたい方は、白髪染めをやめてからすべてが白髪になるまで、短期間で利用するのも良いかもしれません。

 

 

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