たくさんある白髪染め! どれを選べばいい?

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市販の白髪染めといっても、たくさんありすぎて商品選びに迷う方もいるのではないでしょうか。どのカラーを選べば染まりやすいのか、男女の違いは何なのか、たくさんある白髪染めのなかから、自分に適した商品を選ぶのは意外と大変な作業です。はじめての方が選んでも、ちゃんと白髪が染まる商品を紹介します。

 

おしゃれ染め(白髪染め以外のカラー)ではだめ?

白髪がある人でも、おしゃれ染めのほうが豊富なカラーがあることから、活用できないか考える人は多いようです。おしゃれ染めとは白髪がない人が髪の色を変えることを想定したもので、白髪をうまく染めることはできません。 髪に色素が入っている黒髪と、色素がない白髪とでは、染めるメカニズムが異なり、白髪がある方が使うと、白髪の部分のみだけ色が薄くなり目だってしまうのです。おしゃれ染めは一度黒髪をブリーチして、色素をある程度抜いてから色を入れていくもので、染料はあまり多くなくても大丈夫なのです。白髪の場合は色素がまったくない状態で、それなりに染料の量が必要となります。おしゃれ染め、白髪染めでは配合されている染料の量自体が異なり、おしゃれ染めでは白髪にうっすらとしか色が入りません。 それでも、白髪の本数が少ない方などは、髪全体が黒髪となっており、おしゃれ染めを使っても白髪があまり目立たないように仕上げることはできます。白髪の本数が多くなってきたら、必ず白髪にもしっかり染料が入りこむ専用タイプを使いましょう。

男性用と女性用の白髪染めはどこが違う?

男性用の白髪染め、女性用の白髪染め、基本的には同じ構造です。薬剤や染料の配合なども同様のつくりとなっており、違いといえば色や香り、仕上がりのみです。男女により好みの髪の色が異なり、香りや仕上がりにも男女で好き嫌いが分かれており、単に男性が使いやすい商品と女性が使いやすい商品を分けているだけなのです。もちろん男性が女性用を使っても問題ありませんし、女性が男性用を使っても大きな違いが出るわけではありません。 色は女性のほうが明るいブラウンを好むことから、豊富なカラーが用意されています。男性はブラックやグレーなど2種類くらいしか用意されていないことが多く、男性でも明るいカラーを入れたいなら女性用を選べば良いでしょう。仕上がりは女性のほうがサラサラ、男性はヘアアレンジしやすいようハリを求める方が多く、トリートメント成分に若干の違いがあります。

白髪染めの色の選び方

白髪染めの色の選び方は、好みのカラーで選ぶのではなく、白髪の量による染まり具合で選ぶと失敗が少なくなります。黒髪は暗めに染まり、白髪は黒髪と比べて明るめに染まります。白髪が少ない方は黒髪をベースに考えると良く、全体を明るくしたいならライトブラウンなど淡いカラーを選びましょう。白髪が多い方は明るい色を選ぶと全体が明るすぎてしまうことも多く、思っているより少し暗いカラーがおすすめです。 染まりやすいのはブラックなど濃いカラーですが、それだと白髪染めを繰り返すごとに、以前の部分が黒くなってしまいます。最初は希望のカラーよりワントーン明るめを選び様子を見て、明るすぎたら1段階暗くする調整のやり方がおすすめです。一度まっ黒になった髪をもとにもどすより、色を濃くしていくほうが簡単だからです。 また、はじめての白髪染めではまだ本数も少ないと思われますので、少し明るめのほうが都合が良くなります。白髪染めをしたら自毛よりまっ黒になり違和感を持つ方も少なくありませんから、不自然な髪の色にならないよう最初は明るいカラーを選びましょう。もし失敗しても2回目の際に色を重ねれば、だんだん暗くすることは可能です。

白髪染めの選び方

おしゃれ染めで白髪を染めると、黒髪は色が変わりますが、白髪の色は薄くなってしまいます。逆に白髪染めを使うと白髪にはしっかりと色が入りますが、黒髪には色が乗りにくく自毛を生かしたような仕上がりとなります。白髪染めは白い部分と自毛とのコントラストを馴染ませるためのもので、髪全体を明るくしたい方にとっては不向きなのです。 では、初心者の方がどれを選んだら良いのか迷うのではないでしょうか。白髪が少なく髪全体の色を明るくしたい場合はおしゃれ染め、白髪が多くなれば白髪染めの一番明るいカラーを選びましょう。白髪が少なく髪を落ち着いたカラーにしたいなら、おしゃれ染めではなく最初から白髪染めを選ぶことをおすすめします。 または、白髪が少なく髪の痛みを減らしたいなら、色の濃いヘアマニキュアで仕上げる方法もあります。白髪に色は乗りにくくなっていますが、髪をコートしてツヤ髪にはできますから、白髪の本数が少ないなら目立たないようにすることはできます。 はじめての白髪染めなら、失敗を恐れずいろいろとチャレンジしてみましょう。本数が少ないなら、おしゃれ染めでも白髪染め・ヘアマニキュアでも楽しむことができます。白髪染めは長い間お世話になるものですから、使う回数が増えるごとに好みの仕上がりに近い商品を見つけられるようになります。

 

 

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