毎月の白髪染めで髪はボロボロ…いたちごっこの白髪対策に嫌気がさしていませんか?
そこで最近、サプリメントによる『飲む白髪ケア』を始める女性が増えています。白髪改善のためのサプリ選びに役立つ成分をまとめました。
ビオチン
ビオチンとはビタミンB7のことで、ビタミンの一種です。
髪はたんぱく質で構成されていますが、ビオチンはたんぱく質の代謝をサポートして、そのほか毛細血管を太くして血流を上げる働きもあります。
ビオチンが不足すると、頭部に湿疹や炎症が起こりやすくなったり、フケが増えて毛髪の発育が悪化する原因にもなります。
ビオチンをはじめとするビタミンは身体のエネルギー源ではありませんが、髪の成長や健康を維持するために大きく関わっている成分なので、不足しないように摂取すると良いでしょう。
亜鉛
亜鉛はミネラルの一種で、食事で摂ったたんぱく質を髪の毛に変える働きをもつ成分です。
特に魚介類と一緒に亜鉛を摂ると、相乗効果がアップします。やせ細った髪にハリを持たせる働きがあるとも言われています。
また、亜鉛は体内での吸収率が悪い成分なので、食事で摂取した量の全てが吸収されて栄養になるわけではありませんので、過剰摂取にはご注意を。
鉄分
鉄分は、血液といっしょに髪へ栄養を運ぶ働きがあります。貧血改善には、鉄分の摂取が良いことはご存じだと思いますが、それと同じで血液と髪は一見関係がないように思えますが、頭皮にも血液は流れているので、実は密接な関係があるのです。髪の発育を司る毛根に、血液と栄養が行渡ることで、太く黒い健康な髪をキープできます。
ただし、鉄分は体内で吸収されにくく、常に不足しがちな成分なので積極的に摂ることがおすすめです。
アミノ酸
アミノ酸は髪の毛の主成分であるタンパク質の原料になるので、アミノ酸をバランスよく摂ることで、健康で美しい髪を生やすことができます。
また、不摂生とストレスが原因で受けた毛根のダメージを修復するのもアミノ酸です。アミノ酸が不足すると髪だけでなく肌も老化が進みます。健康な髪の毛を維持したいのなら、まず生活を見直すことも大切ですが、難しいという方にはアミノ酸を補給することも手段の一つですね。
ちなみに…セサミンは髪と関係ない!?
セサミンには体の中を活性化させる力があります。血行促進に役立ったり、肝臓の老化をケアしたり、老化のもとになる活性酸素を取り除いたりする働きがあります。しかし、髪に対しては特化している働きはなく、白髪に良いと断言できるかは疑問が残ります。
まとめ
不足する栄養成分は人それぞれ。白髪に対するアプローチの仕方もたくさんあります。今まで外からのケアで改善が見られなかった人は、内側からのケアも意識してみては。
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