白髪ケアといえば、今までは白髪染めが主流でしたが、髪も痛むし、手間もかかりますよね。そんなケアに限界を感じている人も多いのではないでしょうか。そこで最近、内側からの白髪ケアが注目されています。
白髪改善のカギは血液
漢方理論では「髪は血の余り」と説きます。ズバリ、「血液改善=白髪改善」ということ。全身を巡っている血液が健康な状態を保てると、体の末端、つまり毛先まで栄養が行渡り、美しく健康な髪に育つという考え方です。からだ内側の状態は、外面の美しさに大きく影響するのです。
白髪の改善には、血液の健康を取り戻すことが第一です。そこで、血を補う働きに優れた漢方素材を紹介します。
補血作用のある漢方素材
阿膠(アキョウ)
ロバの皮を煮込んで抽出される素材です。赤血球、白血球などの血液成分を増やす造血作用や、血液の循環機能を高める働きがあります。血液機能を高める代表的な漢方素材として知られています。
アキョウは漢方素材の中でも特に希少価値が高いので、その昔は上流階級しか手に入れることのできない高級品でした。楊貴妃がアキョウを美容のために飲んでいたことは有名で、古い文献にも残っています。
当帰(トウキ)
セリ科の植物で、漢方薬には根の部分が使われます。国内では和歌山県や北海道、長野県で栽培されています。当帰が主に配合される漢方薬に「婦宝当帰膠(ふほうときこう)」があります。叶姉妹も愛用する漢方として、話題になりました。
何首烏(カシュウ)
日本ではツルドクダミと呼ばれているタデ科の植物です。「何首烏(カシュウ)」という名前の由来は、昔、若白髪に悩んでいた何(カ)という王が仙人の教えてくれた薬草を飲んだところ、髪の毛がたちまち烏のように黒くなったという説に由来しています。薄毛や抜け毛のトラブルに使われることが多いです。
地黄(ジオウ)
ゴマノハグサ科の植物です。中国や北朝鮮、韓国が主な産地です。根をそのまま乾燥させた「乾地黄」と、蒸して乾燥させた「熟地黄」があり、熟地黄の方が血液作用に優れていると言われています。血流量を増加させる働きがあり、強壮作用のある素材としても有名。
芍薬(シャクヤク)
ボタン科の芍薬の根の部分です。血液に養分を与えて血行を活性化する働きがあります。血行不良の腹痛に処方されることが多いです。また、芍薬は体の熱を取り除き、血を冷やす性質をもつので、冷え性の人には不向きです。
この中で一番注目すべきは、唯一動物由来の「阿膠(アキョウ)」です。漢方の世界では植物由来よりも動物由来の方が薬効が高いと言われていて、これを漢方理論で『血肉有情(けつにくゆうじょう)』と言います。たとえば、サラダを食べるよりもお肉を食べたほうが力が湧いてきますよね。そのようなイメージです。また、アキョウは『補血の聖薬』という異名を持ち、血を作りだす力と血を体内に巡らせる力に大変優れているのです。長年の飲用歴から安全性の高さが証明されており、この中で唯一処方箋のいらない漢方素材です。インターネットからでも購入することができます。
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